こんにちは!こさんたです。
買った多肉植物を置いておく場所が分かったところで、実際に次は上手に育てていくために水やりと植え替えにチャレンジしてみましょう!
多肉植物を上手に育てるための水と肥料の与え方
水やりはあげすぎに注意する
水をあげるタイミングは種類や状況によって工夫するのがよいですが、鉢の中の状態を見ることができません。
なので、水をあげすぎてしまい多肉植物をダメにしてしまうこともあります。
多肉植物は毎日水やりをする必要がないので、【水やりは控えめ】と覚えておきましょう。
ポイント
・水は株の根元にまでたっぷりと与える
・季節によって水やりの時間を変える
・休眠期は控えめ、必要な時は葉水をあげる
・水は株の根元にまでたっぷりと与える
鉢内の土が乾いたら、株元に鉢底からモズがあふれるくらいたっぷりと水をあげましょう。
こうすると、根から老廃物を流し、新しい空気を取り入れることができます。
・季節によって水やりの時間を変える
生育期は午前中にたっぷりと水をあげましょう。しかし、日差しが強い夏などは水分が葉焼けや腐敗、蒸れの原因となるので夕方以降の水やりにしましょう。
寒い冬の時期には夜間に温度が下がり、植物内の水分が凍ってしまうことがあるので日中に水をあげましょう。
・休眠期は控えめ、必要な時は葉水をあげる
休眠期は植物内の水分を少なくしておくことが基本です。
水やりの頻度を少なくするか、場合によっては断水状態でもよいでしょう。
肥料はほかの草花よりも控えめに
多肉植物は、もともと砂地などの栄養分が少ない場所で育っているのでそれほど多くの肥料を必要としません。
基本は、植替えの時に与える元肥と、生育期に与える追肥です。
ポイント
・植え替え時には元肥を与える
・生育期には液体肥料を
・植え替え時には元肥を与える
植え替えをするときは、土の中に先に肥料を混ぜ込んで元肥にしましょう。
ただし、市販の多肉植物用の土を使用する際はすでに肥料が加えてあることがあるので注意。
・生育期には液体肥料を
植物の成長とともに肥料分は失われていくので、生育が活発な時期には少量の肥料を与えましょう。
参考
元気に育てていくために植え替えをしよう
植え替えのタイミング
長い間、鉢のままにしておくと根が鉢内に広がってしまい老廃物が蓄積されていきます。
土は栄養分が欠乏して多肉植物にとっては呼吸がしにくい状況になり、生育を妨げるだけでなく根腐れなどで株自体がダメになってしまうことがあります。
ココがポイント
植え替えの目的は、鉢内の土を新しくすることで多肉植物が土を通して栄養や水分を吸収しやすくすること!
ポイント
・植え替えは生育期の前に行う
・土は清潔なものを使う
・作業前の数日は断水する
・植え替えは生育期の前に行う
生育期の直前に植え替えするのがいちばんよいでしょう。
鉢内が株でいっぱいになっているものを植え替えましょう。
・土は清潔なものを使う
清潔で通気性、保水性、保肥料力のある土がベストで、市販されている多肉植物用の土でできます。
生育期に育ちが悪いのは土の状態が悪いことが考えられるので植え替えをする際もなるべく古い土が根に残っていないようにするのがよいでしょう。
・作業前の数日は断水する
植え替えをする時には、根のダメージを少なくするために10日間ほど前から水やりをやめて、鉢内の土を乾かしておきましょう。
病気の対策
病気は早期発見、早期対応するのがいちばんです。病気になってしまうと周りにある植物にまで感染させてしまう恐れがあります。
日ごろからよく観察しましょう。
ポイント
・葉を観察する
・枝、茎を観察する
・地下茎を観察する
注意したい病気
・ウドンコ病…初夏または秋に発生しやすい。白カビのような粉が葉につく。
対処法… 発生時期に合わせて薬剤を散布するとよい
・根ぐされ…鉢内が多湿状態や株の根づまりがあると、株元や茎が変色し生育を妨げる
対処法… 根ぐされしている部分を取り除き、根をしっかりと乾かしてから植え替えをする
・軟腐病…梅雨時に発生しやすく、細菌が葉や茎の傷口から侵入し、繁殖すると腐敗して異臭がする
対処法… 被害株は土ごと抜き取り処分する。予防には苦土石灰粉がよい
・日焼け、葉焼け…強い光で起こってしまうやけど。症状がひどいと傷跡が残ったり、腐敗の原因になってしまう。
対処法… 日陰に移動させる。日差しが強い日には遮光して光を和らげる
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
またの更新をお待ちください!
こさんた